使い方ガイド
BOOTH の売上を freee・マネーフォワード・弥生に取り込む方法
BOOTHの売上管理CSVを会計ソフトの仕訳取込形式に変換する流れと、取り込む前に確認したい点をまとめます。画面上のCSV変換はブラウザ内で処理します。
1. BOOTHの売上管理CSVをダウンロードする
- ショップの管理画面を開き、「売上管理」から売上管理CSVを発行します。発行したファイルは「売上管理CSVの一覧」からダウンロードできます。BOOTHのお知らせ・発行・ダウンロードのヘルプ(2026-10-03確認)。
- 対象期間は1回あたり最大31日です。年全体が必要なら月ごとなど複数回に分けて発行してください。発行したCSVのダウンロード期限は3日間です。BOOTH売上管理CSVの項目説明・CSV発行のヘルプ(2026-10-03確認)。
- 変換ツールを開き、ファイルを選択またはドラッグします。匿名サンプルボタンで操作だけ試せます。読み込んだ売上データはサーバーへ送信しません。
2. CSVの列と手数料を確認する
BOOTHの公式説明によると、CSVは購入されたバリエーションごとの行です。同じ注文に複数商品があれば注文番号が複数行に現れ、注文日時や送料など※付きの注文単位項目は先頭行だけに記載されます。公式列には小計、BOOST、公認販売手数料、サービス利用料、倉庫発送手数料、受取金額などがあります。BOOTH売上管理CSVの項目説明(2026-10-03確認)。
このツールは注文番号で明細をまとめ、小計とBOOSTを売上として合計します。手数料は公認販売手数料とサービス利用料・倉庫発送手数料を使い、注文単位の値は同じ注文で一度だけ読み取ります。手数料を料率から推測せず、CSVに記録された金額を使います。
送料、pixivFACTORYの製造・配送費、匿名配送料などの別項目はこのMVPの手数料に含めず、実際の振込額も作りません。BOOTHの受取金額はサービス利用料などを差し引いた後の金額で、実振込額はさらにチャージ予定額・振込手数料等で変わる場合があります。BOOTH「振込金額はどのように決まりますか?」(2026-10-03確認)。
画面には注文状況別の件数、使った手数料列、仕訳に含めない金額の件数と合計を表示します。CSVに受取金額があれば、売上から手数料を引いた額との不一致も注文ごとに知らせます。表示された警告は元CSVで照合してください。注文状況の列や手数料列がない場合も警告します。
手数料が空欄の行
複数商品注文の2行目以降では注文単位の手数料が空欄になることがあります。公式ヘルプも注文単位の項目は先頭行だけに載ると説明しています。公開された実装事例では、注文番号でグループ化し、明細の小計を合算し、先頭行にだけある手数料を1回取っています。公開事例(Zenn)(2026-10-03確認)。
3. 会計ソフト別の取込手順
freee 会計
このツールはfreeeの「取引インポート」用CSVを出します。freeeで「取引入力」から収入・支出の取引一覧を開き、「取引データのインポート」でCSVをアップロードします。内容をプレビューし、問題がなければ登録します。出力する売上と手数料は未決済の別取引です。実際の入金記録や決済日は含まれないため、必要な記帳は別途確認してください。freee「取引・口座振替のインポート」(2026-10-03確認)。
マネーフォワード クラウド確定申告
出力先は「仕訳帳」のインポートです。仕訳帳のインポート画面でCSVを選び、読み込みラベル・勘定科目・税区分を確認して取り込みます。同じ取引No・取引日で借貸が一致する行は複合仕訳になります。マネーフォワード「仕訳帳をインポートする」(2026-10-03確認)。
弥生会計オンライン/やよいの青色申告オンライン
オンライン向けはヘッダーなし27列、Shift-JISです。1行仕訳の識別フラグは2000、複数行仕訳は先頭2110・途中2100・末尾2101です。弥生の公式仕様は勘定科目名を12文字までとし、超過分は切り捨てるため、このツールは12文字を超える科目名をエラーにします。Shift-JISにない文字が出力に含まれる場合は注文番号と文字を示して停止します。オンラインのインポートデータ形式・オンラインの取込制限(2026-10-03確認)。
弥生会計(デスクトップ)
デスクトップ向けはヘッダーなし25列です。伝票以外の仕訳は2000、1行伝票は2111、複数行伝票は先頭2110・途中2100・末尾2101です。借方・貸方の税区分は必須のため、売掛金にも税区分(既定は「対象外」)を出します。このツールはShift-JISで出力します。公式ヘルプはCSV UTF-8ではなくCSV(コンマ区切り)形式を案内しています。デスクトップの仕訳データ形式・インポート形式・保存形式の確認(2026-10-03確認)。
弥生会計 Nextは別製品です。このツールの取込先には含めていません。
4. よくあるつまずき
- 1回で31日を超える範囲を発行できない: 月単位などに分けてCSVを発行します。BOOTHヘルプ(2026-10-03確認)。
- 後続の商品行で手数料や日付が空欄:同じ注文番号の先頭行にある注文単位の値を使います。ツールは手数料を行数分繰り返し計上しません。BOOTHヘルプ・公開実装事例(2026-10-03確認)。
- 弥生向けで文字コードにない文字がある:エラーに表示された注文番号と文字を確認してください。文字を変更または除いたCSVを用意してください。このツールはShift-JISにない文字を置換しません。
- 税区分や科目が取り込めない:出力の初期値は売上・手数料ともに「対象外」です。各ソフトに登録済みの名称へ直し、インポート画面でも確認してください。freeeは税区分・勘定科目が必須で、マネーフォワードは不一致の税区分を取り込み時に分類します。freeeの列要件・マネーフォワードの取込ガイド(2026-10-03確認)。
- 売上合計と実際の振込額が違う:受取金額からチャージ予定額や振込手数料等が引かれる場合があります。このツールは実際の入金を作成せず、送料・製造配送費も集計対象外です。元CSVと銀行明細を照合してください。BOOTHの振込金額説明(2026-10-03確認)。
5. 税務上の確認先
このページと変換ツールは、税務相談や申告要否の判定をしません。売上計上時期、売上総額・手数料・送料等の処理、税区分、返金の記帳方法については、税理士または所轄税務署に確認してください。国税庁の記帳・保存案内も参照してください。国税庁「個人で事業を行っている方の記帳・帳簿等の保存について」(2026-10-03確認)。
仕様確認日: 2026-10-03。会計ソフトやBOOTHの画面・仕様は変更されることがあります。最新の公式ヘルプと取込画面を確認してください。